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モバイル学会参加 (2014.3.13,14) [学会]

3/13, 3/14とモバイル学会に参加してきました。
今年は聴講のみですが、ほとんど毎年発表でお世話になってきた学会です。
私が聴講したのは下記の演題です。

モバイルと体性感覚フィードバック
・モバイル機器操作における体性感覚フィードバックの有用性について
・体性感覚情報が入力操作時の手指の動きに与える影響
・認知的特性に基づく振動リズムのデザインに関する検討
・携帯端末操作時の筋電図を用いた姿勢負担評価 -端末サイズと表示文字サイズの影響-

モバイルの生体作用
・拡大運動によって高められる視覚刺激の目立ちやすさの検討
・タブレット端末における白濁度別の視認性評価
・体感振動刺激呈示による fNIRS を用いた脳内血行動態の特徴抽出
・複合感覚刺激による生理的相乗効果の特徴抽出

モバイルの記録活用
・会話相手の顔を映す HUD 付き自動車電話の可能性について
・日記作成支援を目的としたモバイル機器による行動記録・提示システム
・無線センサとスマートフォンを用いたハンドル型電動車いすの
 操作ログ取得システムの開発
・服薬記録のためのクラウド型「おくすり日記」システム

モバイルアプリケーション
・タブレット端末向けARアプリの開発と応用
・特定エリア Twitter アプリの開発と利用
・ピクトグラムによるコミュニケーションアプリの開発と可能性
・デジタル絵本の利用端末による比較

システムを作るにしてもアプリにしても人へのアプローチするために知っておいた方が
よい内容も多く、こういう事象と組み合わせるとどうなるかという興味がつきない事例も
多くありました。私が興味を持ったのは、各ご発表の触れられていた下記の点です。

・レジ打ちの仕事をされている方と、普段スマフォのキーの位置記憶の違い
・リズムと記憶について
・携帯端末の大きさによる筋力の負荷や姿勢
・タブレット端末の違いによる白濁度による評価
・振動刺激によるリラックスの効果について
・危険時のサインの動的な表示
・行動ログの表示と記憶の想起
・学内のキャンパス公開時のクウェスト風のアプリ

等々です。

各発表についてご興味のある方は、是非論文集を購入される事をお薦めします。

モバイル学会はこちら。

※3/20追記
懇親会時に、Docomoさんの眼鏡型ウェアブルを試させてもらったのですが、
装着感は、Google Glassと同じような感触です。
体験させてもらったときは、中国語の料理のメニューを見ると、その部分が
日本語に翻訳されており、もとの文章に上書きのされて表示されていました。
少し中国語を習った事もあって、試してみたいと思い、手書きでも翻訳できるかを
質問したのですが、手書きだとまだ無理だということでした。
ハングルもOKだそうなのですが、ソフト側で切り替える必要があるそうです。
裸眼で見たよりは文字が少し小さめにも見えていました。
若い間は良いのですが、歳を取るとちょっとしんどいのでは思います。
この辺りは、Google Glassでも同じではないかと思われます。
何にせよ、ウェアブルディバイスは面白いデバイスである事は確かです。



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