SSブログ

CentOS4.4にAIBO開発環境 OPEN-R SDK をインストール [AIBO]

※2009.3.26追記
 この記事は、2006年に書いた物です。
 現在、AIBO SDEのサイトは閉鎖されており、AIBO SDEは入手不可能です。
 ご了承ください。

----------------------------------------------------------------------
昔に作ったメモを載せようかと思ったのですが、RedHat Linux 7.3の頃に
作ったものだったので、新たにCentOS4.4をインストールした端末に、
AIBO開発環境 OPEN-R SDK をインストールしてみることにしました。
この環境は、私の実験環境にインストールしています。
もしこれを見て、インストールされた際のトラブルには、対処できませんので、
よろしくお願い致します。

------
以下、私のメモです。

1.必要なファイルを揃える。

※2009.3追記  現在、AIBO SDEのサイトは閉鎖されており、AIBO SDEは入手不可能です。

 OPEN_R_SDK-1.1.5-r5.tar.gz
 OPEN_R_SDK-docJ-1.1.5-r1.tar.gz
 OPEN_R_SDK-sample-1.1.5-r2.tar.gz
 gcc-3.3.2.tar.gz
 binutils-2.14.tar.gz
 newlib-1.10.0.tar.gz
 build-devtools-3.3.2-r1.sh

2. OPEN_R_SDK-docJ-1.1.5-r1.tar.gzを解凍

 # tar xzvf OPEN_R_SDK-docJ-1.1.5-r1.tar.gz

 インストールドキュメントを読む

3. 必要なファイルを/usr/local/へ移動させる。

  その前に/usr/local/の状態を確認
 
  # ls
  bin games lib man share
  etc include libexec sbin src

 ちなみにローカルユーザで自分のホームディレクトリにインストールしようとすると
 /usr/local/OPEN_R_SDKを 作ってくれとエラーが出ます。

 必要なファイルを/usr/local/へ移動させる。
 # cp OPEN_R_SDK-1.1.5-r5.tar.gz /usr/local/
 # cp build-devtools-3.3.2-r1.sh /usr/local/
 # cp binutils-2.14.tar.gz /usr/local/
 # cp gcc-3.3.2.tar.gz /usr/local/
 # cp newlib-1.10.0.tar.gz /usr/local/

4.OPEN_R_SDK-1.1.5-r5.tar.gzを解凍

 # tar xzvf OPEN_R_SDK-1.1.5-r5.tar.gz

 OPEN_R_SDK-1.1.5-r5の内容を確認
 # cd OPEN_R_SDK-1.1.5-r5
 # ls
 CHANGES_E.txt CHANGES_J.txt OPEN_R RP_OPEN_R tcpgw-robocup.txt

5.インストール
  /usr/local/直下で、インストール。
 
  # ./build-devtools-3.3.2-r1.sh

  /usr/local/の状態を確認

  # ls
  OPEN_R_SDK build-devtools-3.3.2-r1.sh man
  OPEN_R_SDK-1.1.5-r5.tar.gz etc newlib-1.10.0
  bin games newlib-1.10.0.tar.gz
  binutils-2.14 gcc-3.3.2 sbin
  binutils-2.14.tar.gz gcc-3.3.2.tar.gz share
  bld-binutils-2.14 include src
  bld-gcc-3.3.2 lib
  bld-newlib-1.10.0 libexec

  インストールに使用したファイルは、/srcにディレクトリaibo_fileを作ってかたずけました。

  # mkdir aibo_file
  # mv *.gz src/aibo_file
  # mv build-devtools-3.3.2-r1.sh src/aibo_file

  # ls
  OPEN_R_SDK bld-binutils-2.14 etc include man share
  bin bld-gcc-3.3.2 games lib newlib-1.10.0 src
  binutils-2.14 bld-newlib-1.10.0 gcc-3.3.2 libexec sbin

  /OPEN_R_SDK以下のファイルも確認
  # ls
  CHANGES_E.txt OPEN_R bin info man share
  CHANGES_J.txt RP_OPEN_R include lib mipsel-linux
  tcpgw-robocup.txt

取り合えずは、インストールできましたので、時間のあるときに、サンプルを
コンパイルしてみたいと思っています。


nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 2

有信と申します。

AIBO SDEのサイトが閉鎖されているため、OPEN-R SDKが落とせません。ファイルがありましたら、譲っていただきたいのですが、まだお持ちですか?
中古でERS-7を入手し、いろいろあぞぼうと思っていますが、環境がそろわず困っています。
よろしくお願いします。
以上
by 有信と申します。 (2009-03-25 16:53) 

ofuku

有信さん
初めまして、コメントありがとうございました。

AIBO SDE開発環境のコミュニティがあった際に、サイト閉鎖後の
「AIBO SDE」の再配布について、ソニーの対応として、
「AIBO SDE」は、サイト閉鎖以前にダウンロードした方のみ
使用可能となっておりました。
そのような事情により、ご希望に添えず申し訳ありません。


by ofuku (2009-03-26 18:51) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。