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Feb Meeting Kyoto Vol.1 (12/23) [京都]

Feb Meeting Kyoto Vol.1(12/23) に行ってきました。

Feb Meeting Kyoto Vol.1

会場は、MTRL KYOTOです。
ロフトワークの中の人がFacebookで、リノベーションされていたのを
書かれていて気になっていたところです。
内容も面白そうなので、参加することにしました。受付を済ますと、1ドリンクフリーをもらいました。
四角い木の板で、写真を撮るのを忘れましたがオシャレです。
カウンターに行くとハイネンケンビールと佐々木商店さんのお酒がありました。

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佐々木商店が好きなのでお酒にしました。

そして、お酒を飲みつつ講演を聞きました。
特に印象に残ったのは、西陣織や切り絵が本になった360度ブックというものです。

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IMG_20151223_195732.jpg

360度Book
http://www.seigensha.com/sp/360book/

その後は、何人か知り合いの方と話していて、その後たまたまお話をした方が、
今回講演されていた西陣織の関係者の方で、写真のものはご自身の作品とのことで、
写真を撮らせていただきました。

IMG_20151223_201904.jpg

そこで色々西陣織お話を伺いました。
以前、上京区役所のイベントでも西陣織の職人の方 (このイベントの講演者方々とは別の方) が切実なお話をされていた事や、母校の京都工芸繊維大学が蚕の研究をしていること、
年一回のGoogle I/O のイベントに持っている名刺の柄が西陣織の柄であることから、
西陣織のお話は大変印象に残りました。

現在、西陣織に使われている絹のメインの産地はブラジルで、日本の産地のものよりも
安いそうです。それでも一番良い絹は、エルメスが繭ごと購入しているそうで、
日本に入って来ているものは、その残りの2番手、3番手のものとのこと。
ちなみに国内の絹を使うと、3倍の価格になるそうです。
エルメスと京都の西陣織の技術を比べても全く遜色がないそうです。
ブランド力の差 (売り出し方の差) によるものか、今の現状です。
ちなみに、エルメスの方が耐久性があるとか、
多少化繊も使っているらしい?と聞いたような気がします。
これほど科学が進んでも、絹のような光沢はまだだせないそうです。

後から、西陣織の熊とMTRL KYOTOの写真も撮影させてもらいました。
ご講演された岡本さんご自身がおられたというバックも素敵でした。
西陣織は子供のころから織っておられ、数十年のキャリアを
お持ちとの事でした。

西陣織は高いけど、いつか持ちたいと思いつつも、
値段もそうですが、着物は着るためには着付けができないと
着ることができないという壁があります。

昔は、花魁のように前で帯を結んでいたこともあったそうですが、
着物は、なかなか気楽に着ることができるものではないと思います。
片付けるにしてもそれなりに気を使うものでもあります。
それでも私も生まれた時から京都に住んでおり、いつか西陣織を
着たいものです。

参考リンク
ブラジルの蚕糸業
ブラジル訪問【2】世界最高のシルクを求めて
蚕を尋ねて(後編)
【ブラジルの養蚕】 麻生悌三さんの寄稿文です。

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