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Human Interface Symposium 2014 (9/9) [学会]

今年のHuman Interface Symposium 2014 は、母校の京都工芸繊維大学で
開催されています。
初日 (9/9)は、私は講習会の講師兼コーディネーターとして参加していました。

今回の講習会は、Speech API, Google Maps API, Direction API, StreetViewを
用いたプログラムをサンプルプログラムとして作りました。
私の担当は、同じく講師を担当された荒木先生の作られたSpeech API,
Google Maps API, Direction APIのプロトタイプに、マーカーやDirectionRequestの
ステップの指示を情報ウィンドウ内に出したり、ストリートビュー等の機能を
足す形でプログラムを作成しました。
出来上がったプログラムは、中級手前位の方が対象となるようなプログラムです。

具体的には、

1. Speech APIで現在地と目的を音声で入力。
2. 認識した文字列を、Direction APIに渡す。
3. Direction API でルートを表示。
4. ルート上の各ステップの、スタートポインの緯度経度からマーカーを配置。
5. マーカーをクリックすると、「右折」「国道○○線に向かう」等のステップの指示を
  情報ウィンドウに表示すると共に、ストリートビューを北向きに表示。
6. 演習問題はストリートビューをルートの向きに合わせるプログラムに変更

4〜6が私が担当したところです。

講習会までに、プログラムで利用しているAPIやその説明の資料を作っていました。
Google Maps API, Direction API, StreetViewの説明資料は、Power Pointで
40枚を超えました。

当日は、私の方から、Google Maps API、Direction API, StreetViewの各APIを説明し、
その後、荒木先生の方からSpeech APIの説明をしてくださいました。
休憩後、再度サンプルプログラムを荒木先生と私の方からざっと説明し、
StreetViewの向きを進行方向に合わせるプログラムの変更や、自分の実装したい
ところを試す自習形式で演習を行いました。

実際にプログラムを触る前に、ローカルのWebサーバの確認があったのですが、
5,6人の方が、htdocsがどこにあるのかやPC側で8888ポートに振り分けられて
こともあって苦労されていました。
ただWifiが遅く、実習としてはしんどい部分もあった事は確かです。

最終的には楽しそうに演習されている方も多く、安心しました。
最後には、サンプルコードやデモで自分のアイディアを実装するのには、
どうしたら良いかなどのご質問もありました。
取り合えず、終わってほっとしています。

講習会後は、恩師の黒川先生や同じく講師だった後輩に久しぶりに
会うことができました。
私達卒業生が講師であったり、学会の実行委員であったこともあり、
先生は「卒業生の活躍する姿を楽しみにしていますよ。」とのお言葉をいただきました。

あと3日、まだ報告書もありますが肩の荷がちょっとおりてほっとしています。

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